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エリクソン(Erikson,E.)が提唱した自我の発達課題に関する次の記述のうち、適切な
ものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを
一つ選びなさい。
A
乳児期(infant)の課題は、「基本的信頼」の形成である。
B
青年期(adolescence)の課題は、自己をコントロールできる「自律性」の獲得である。
C
成人期初期(young adult)の課題は、他者とのかかわり合いの中での「親密さ」である。
D
成人期後期(円熟期)(old adult)の課題は、自己の人生を評価し、受け入れていくことによる「自我の統合」である。
A B C D
1 ○ ○ × × 2 ○ × ○ ○ 3 ○ × ○ × 4 × ○ × × 5 × × ○ ○
高次脳機能障害のある人に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに
×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A
記憶やコミュニケーションの障害からの不安があるので、支援においてカウンセリングなどの心理的ケアを適用する場合もある。
B
注意集中や意欲発動性の低下がほとんど見られないので、社会的行動面は安定している。
C
日常行為や知的能力の障害が生じることがある。
D
家族や周囲の人、医療・保健・福祉従事者、学校や職場関係者等の適切な対応が求められる。
A B C D
1 ○ ○ × ○ 2 ○ × ○ ○ 3 ○ × × ○ 4 × ○ ○ × 5 × × ○ ×
欲求や動機づけに関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた
場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A
マズロー(Maslow,A.)は、基本的な欲求を優先度により3段階に階層づけた。
B
強い不安や不快感から自分を守り、無意識的に現実へ適応しようとする自我の働きが、「防衛機制」である。
C
何らかの障害により、行動の発現が妨げられ、そのうえ対処行動もうまくいかなかった場合に生じるのが、「ホメオスタシス」である。
D
ある目的を遂行することによって得られる報酬への欲求だけではなく、目的を完遂することへの欲求が、「自己実現動機」である。
A B C D
1 ○ ○ × ○ 2 ○ × × × 3 × ○ ○ × 4 × ○ × × 5 × × ○ ○
記憶に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
1
短い時間、あることを記憶にとどめておくのと同時に、認知的作業を頭の中で行う記憶をワーキングメモリーという。
2
ある特定の時間と場所での個人にまつわる出来事の記憶をエピソード記憶という。
3
一般的な知識などについての記憶を意味記憶といい、加齢の影響はほとんどないとされる。
4
将来や未来に関する記憶を展望的記憶といい、友人と会う約束の時間や場所などの内容を含む。
5
「1980年の夏、どこかへ旅行に行ったこと」などの、その人自身に関する経験の記憶を手続き記憶という。
認知症高齢者への対応に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに
×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 高齢者が失敗したとき、自尊心を傷つけないよう支持的にかかわる。 B 情報は、一つ一つ簡潔に伝える。 C 混乱を避けるために、なじみのある言葉で話す。 D 不安が強いとき、手をつなぐなどのボディタッチは避ける。
A B C D
1 ○ ○ ○ × 2 ○ ○ × ○ 3 ○ × ○ ○ 4 × ○ × ○ 5 × × ○ ×
パーソナリティ等の測定方法に関する次の記述のうち、正しいものに○、誤っているもの
に×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A
ポリグラフによる皮膚電気抵抗の測定は、被験者の情動状態の変化を明らかにする。
B
ウェクスラー式成人知能検査は、年齢別の検査項目を配列して、知能指数を測定する。
C
内田クレペリン精神作業検査は、作業のむら等、注意集中の程度などを探る。
D
ロールシャッハテストなどの投影法は、被験者の解釈から知覚の特徴や感情などを把握する。
A B C D
1 ○ ○ ○ × 2 ○ ○ × ○ 3 ○ × ○ ○ 4 × ○ × ○ 5 × × ○ ×
認知症高齢者に対する回想法に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選び
なさい。
1 短期記憶を題材にしている働きかけである。 2 情動やコミュニケーションを意識しながら働きかける。 3 グループで行う場合、高齢者同士の交流は期待できない。 4 回想内容の正確さを確認することが重視される。 5 視覚的題材や触覚的な刺激は用いずに、言葉だけで働きかける。
学習障害に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1
障害による困難の実態の多様さに応じ、個性を生かした対処が必要である。
2
読字障害では、行を抜かして読んだりするなどの読みの正確さにおける障害がある。
3
言語性学習障害では、具体的な行動面でのつまずきが多い。
4
学業成績の不振の背景には、読むこと、書くこと、計算することなどの特定の能力の習得と使用における困難さがある。
5
抽象性の高い学習内容の場合、具体的な教材を使用する必要がある。
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