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介護福祉士が活用する社会福祉援助技術に関する次の記述のうち、最も適切な
ものを一つ選びなさい。
1 社会福祉援助技術を活用するに当たっては、社会福祉士の指導の下で取り組む。
2 在宅介護の場面では、間接援助技術を中心に取り組む。
3 生活全体の関連から、利用者の問題状況をとらえる視点を重視する。
4 援助活動の場が地域に広がり、社会福祉援助技術を活用する機会は減少した。
5 介護支援専門員業務を行なう場面では、社会福祉援助技術を必要としない。
個別援助技術の基本概念に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選び
なさい。
1 バートレット(Bartlett.H)は「価値」、「知識」、「介入(intervention)」を社会福祉実践に共通する構成要素とした。
2 リッチモンド(Richmond.M)はPerson(人)、Problem(問題)、Place(場所)、Process(過程)の4つをケースワークの構成要素とした。
3 バワーズ(Bowers.S)は、ケースワークを心理社会療法として体系化した。
4 ホリス(Hollis.F)は診断主義個別援助技術の理論化をすすめ、「ケースワークの理論と実際」(1940年)を著した。
5 パールマン(Perlman.H)はケースワークの中心概念を「個別化」、「意識的調査」、「人格の発達」とした。
個別援助技術の原則に基づく対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを
一つ選びなさい。
1 居室に行くとEさんが「誰にも言わないでね。実は時々お腹が痛むのだけど、あなたの顔を見ると痛みもなくなるわ」と言ったので、誰にも話さないようにした。
2 朝食中、パン食希望のFさんにいつものコーンスープを出すと「今日は味噌汁がよい」と言ったので、「パン食のときは、いつもこのスープでしたよ」と対応した。
3 一人暮らしのGさん宅を訪問したとき、Gさんが「死にたい」と言ったので、「そんなこと言わないでください。私も頑張るからGさんも頑張ってください」と答えた。
4 ナースコールでHさんの居室に行くと「あんたは嫌いだから違う人を呼んで」と言ったので、「なぜですか、私のどこが嫌いなのか教えてください」と尋ねた。
5 外出前のJさんに、「どちらのカーディガンがいいですか」と尋ねながら、Jさんに決めてもらうことにした。
集団援助技術の視点に立ったグループ活動の支援過程に関する次の記述のうち、
適切なものを一つ選びなさい。
1 サブグループの存在は認めるべきではない。
2 グループワークでは、メンバーを個別化して支援する。
3 メンバー間で傷つけ合うような状況が見られても、メンバーの行動に制限を加えない。
4 参加動機が明確でない利用者は、グループのメンバーになることができない。
5 グループの活動内容は、援助者が決定すればよい。
社会福祉援助技術の関連援助技術に関する次の記述のうち、最も適切なものを
一つ選びなさい。
1 ネットワークは、保険・医療を除く社会福祉分野のサービスを組織化することをいう。
2 ケアマネジメントは、利用者の生活ニーズと適切な社会資源を結ぶことをいう。
3 スーパービジョンは、他領域の専門家から助言や示唆を受けることをいう。
4 カウンセリングは、非言語的コミュニケーションを必要としない。
5 コンサルテーションは、業務について上司から指導、援助を受けることをいう。
手芸クラブを準備し活動を開始する段階で、K介護福祉士が配慮すべき事項に
関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 グループ活動の計画は、K介護福祉士が中心となって作成する。
2 「波長あわせ」では、利用者にどのような活動を提供できるかを、施設、機関、の責任者に伝えなければならない。
3 手芸クラブに参加しているいつものメンバー以外には、参加を呼びかけない。
4 去年も行なったグループ活動であり、今回は施設の承認は得なくてもよい。
5 活動の目的は、作品を作り上げることだけではなく、どのようなプロセスで作っていくかにある。
手芸クラブ活動中におけるK介護福祉士の介入のあり方に関する次の記述の
うち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 各メンバーの感情を共感的に受け止める。
2 Lさんを呼んで、他のメンバーの不満を伝え、態度を改めるよう求める。
3 出展時期が迫っている段階なので、Mさんの行動は見守る。
4 Mさん以外にリーダー役が作れない場合、手芸クラブを中止する。
5 活動が継続中なので、介入は行なわない。
手芸クラブ活動の休止中に、K介護福祉士が配慮すべき事項に関する次の記述
のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 休止中なので、活動を評価する必要はない。
2 活動の再開に向け今後の方針について、Mさんの意見を尊重する。
3 今後の活動について、メンバーが話し合える場を用意する。
4 活動が終結したと判断し、グループを解散させる。
5 今後のグループ活動については、生活相談員(社会福祉士)に引き継ぐ。
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