介護福祉士 第24回 介護

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問題 1.

「国民生活基礎調査(平成19年)」、「介護サービス施設・事業調査(平成21年)」に基づく日本の介護の現状として、
正しいものを一つ選びなさい。

1
要介護者等の性別では男性が多い


2
同居している主な介護者としては「子の配偶者」の構成割合が最も高い


3
介護保険施設の所在者数は介護療養型医療施設が最も多い


4
要介護1から5まで要介護度が高まるほど同居している主な介護者の介護時間は増大する


5
居宅サービスでは訪問入浴介護の利用者数が最も多い




問題 2.

社会福祉士及び介護福祉士法に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1
平成19年の法改正で、介護福祉士の業務について、従来の「心身の状況に応じた介護」から「入浴、排せつ、食事その他の介護」に改められた


2
介護福祉士となる資格を有する者が介護福祉士となるためには、都道府県知事に申請し登録を受けなければならない


3
介護福祉士は介護に関する指導は行わない


4
介護福祉士は、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障があるもを対象とする


5
刑事罰に処せられた場合、いかなる場合も介護福祉士になることはできない




問題 3.

関節リウマチがあるEさん(88歳、男性、要介護3)は、家族と同居して、訪問介護を利用している。
訪問介護員に「家族に介護の負担をかけるのではないか」と、今後の生活に不安を持っていることを話した。
介護事業所で今後の支援について話し合うことになった。
Eさんへの支援のあり方として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
家族に訪問介護のサービス内容を選択させる


2
Eさんには訪問介護サービスに関する情報提供を控える


3
Eさんから今後の介護サービスについての要望を聴く


4
Eさんの介護は、サービス提供責任者の判断を優先する


5
Eさんが苦情を述べていないので問題はないと考える




問題 4.

Fさんは右片麻痺があり、家族の介助により食事をしている。
介護職は自助具を用いて自分で食事をすることをFさんに提案した。
しかし、どうしても家族の介助を受けたいという。
現在のFさんへの食事の支援で最初に行うこととして、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
自分で食事することの効果について説明する


2
食事用の自助具を紹介する


3
自分で食べる訓練の必要性を家族に話す


4
なぜ家族から介助してほしいのか理由を聞く


5
食事の支援計画を説明する




問題 5.

ユニット型特別養護老人ホームに関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1
共同生活室は施設に一つあればよい


2
ユニットとは洗面設備と居室の組み合わせのことである


3
入所者相互の社会的関係を築くように支援する


4
居室で食事をするように支援する


5
ユニットごとに二人以上の夜勤の介護職員を配置しなければならない




問題 6.

ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)に関する次の記述
のうち、適切なものを一つ選びなさい。

1
障害というマイナス部分へのアプローチである


2
生活機能は、健康状態と背景因子との間の相互作用とみなされる


3
活動とは、生活・人間場面へのかかわりのことである


4
背景因子に環境因子は含まれない


5
心身機能とは、能力低下と社会的不利のことである




問題 7.

リハビリテーションに関する説明として、誤っているものを一つ選びなさい。

1
生きる意欲の回復が含まれる


2
身体的・精神的機能の回復だけでなく、社会的・職業的機能の回復も含まれる


3
介護保険施設では、主に教育的リハビリテーションが行われる


4
自立した日常生活に近づけるようにする


5
レクリエーション的要素を組み合わせることがある




問題 8.

訪問介護サービスを利用している認知症のGさん(女性)は自宅付近を徘徊するようになり、町内の人たちや
スーパーマーケットの従業員から苦情が出ている。
この機会に、Gさんを含めた地域の認知症の人たちや家族の支援のために地域のネットワークをつくることと
なり、地域の社会福祉協議会か主催し、関係者の会議を開催することになった。
会議における訪問介護事業所のサービス提供責任者の対応として、適切でないものを一つ選びなさい。

1
地域の認知症の人たちの事例を関係者で報告し、問題を共有することを提案する


2
社会福祉協議会にボランティアの養成を提案する


3
町内会に認知症の理解を広げる方策を提案する


4
スーパーマーケットを除いた地域のネットワークづくりを提案する


5
地域包括支援センターに地域のネットワークづくりへの協力を提案する




問題 9.

介護保険制度の居宅サービスにおけるケアマネジメントに関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1
利用者や家族は、居宅サービス計画の立案・作成にかかわることができない

2
アセスメントは利用者及び家族に面接して行う


3
家族は、サービス担当者会議のメンバーに含まない


4
介護支援専門員は、居宅サービス計画を民生委員に知らせる義務がある


5
少なくとも2ヶ月に1回は、モニタリングの結果を記録する




問題 10.

介護サービス提供の場に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1
認知症対応型共同生活介護は地域密着型サービスの一つである


2
介護老人福祉施設の施設長は医師でなければならない


3
軽費老人ホームは要介護度が重い人の入居を目的にしている


4
介護療養型医療施設は要介護者の生活管理を主目的としている


5
小規模多機能型居宅介護は医療管理が必要な介護者のサービスである




問題 11.

服薬に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。

1
不眠を訴えたので他の利用者に処方された睡眠薬の内服を勧める


2
朝、薬を飲み忘れたので昼に2回分の内服を勧める


3
カプセル剤が飲みにくい場合は、中身を出して内服するよう勧める


4
湿布薬は皮膚に発赤があっても、同一部位に貼るよう勧める


5
容器の先がまつ毛に触れずに点眼するよう勧める




問題 12.

高齢者虐待に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1
「高齢者虐待調査」によれば、虐待をした者は配偶者が最も多い


2
「高齢者虐待調査」によれば、虐待を受けた者は前期高齢者が多い

3
虐待には心理的虐待も含まれる


4
「高齢者虐待防止法」では、高齢者を60歳以上としている


5
「高齢者虐待防止法」の養護者は、養介護施設従事者である




問題 13.

介護サービスにおける個人情報の保護に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1
個人情報には映像や顔写真は含まれない


2
介護福祉士が個人情報を守秘しなければならない期間は、業務に従事している期間に限られる


3
同一事業所内では匿名化せずにカンファレンスができる


4
本人から個人情報の掲示を求められた場合、いかなる場合も開示しなければならない


5
保険会社からの健康状態の問い合わせには、本人の同意を得ずに伝えることができる




問題 14.

介護施設の利用者が転倒し、腹部と下肢を強く打った。
医療職が対応するまでの介護職のかかわりとして、適切なものを一つ選びなさい。

1
利用者の足に腫脹が見られたので湿布をした


2
利用者のそばで、転倒の状況や身体状況の把握に努めた


3
利用者が水分を要求したので水を飲ませた


4
嘔吐しそうになったので体位を仰臥位にした


5
利用者が大丈夫と言ったので様子を見た




問題 15.

介護施設における介護職員の基本的な感染予防として、適切でないものを一つ選びなさい。

1
介護行為ごとに手洗いを行う


2
手洗いは石鹸と流水で行う


3
利用者の毎日の健康観察を行う


4
発熱がある介護職員はマスクをして業務を行う


5
トイレなどのドアノブは消毒液を含ませた布で消毒を行う



問題 16.

介護従事者の健康管理に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1
労働基準法は、労働者の労働条件の望ましい基準を定めている

2
労働安全衛生法は、20人以上の職場に衛生委員の設置を義務づけている

3
労働者が業務上負傷した場合、使用者は必要な療養の費用を負担しなければならない


4
労働安全衛生法は、介護従事者の1日の法定労働時間を規定している


5
メンタルヘルスは個人的な問題のため、職場での心の健康づくり体制を整備する必要はない




問題 17.

コミュニケーションに関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1
「なぜ」「どうして」の聞き方は問い詰められているように相手が感じることがある


2
まず相手との関係づくりが大切である


3
自分の非言語的な行動が持つメッセージを意識しておく


4
よく知っている人であるという思い込みが、相手の心情を見えにくくする


5
相手との親密度に関係なくパーソナル・スペースは一定である




問題 18.

コミュニケーションの基本に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1
自分自身の感情に気付く


2
伝えたいことを明確に伝える


3
相手の言葉が出にくい時は次々と話しかける


4
状況に応じて技法を使い分ける


5
相手をありのまま受け止める




問題 19.

高齢になってからの中途失聴者のコミュニケーション手段として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
俗話


2
筆談

3
点字


4
手話


5
指文字




問題 20.

失語症(aphasia)の人のコミュニケーションに関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
感覚性失語のある人には、五十音表を用いる


2
感覚性失語のある人には、絵カードを用いる


3
感覚性失語のある人には、手話を用いる


4
運動性失語のある人には、大きな声で話をする


5
運動性失語のある人には、「はい」「いいえ」で答えられる質問をする




問題 21.

介護記録に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
介護を実施したその日のうちに行う

2
訂正は修正液で行う


3
情報保護のため電子メールで利用者情報を送信する

4
すぐに記録できるよう記録類は机の上に広げておく


5
勤務時間内に記録できなかった場合は自宅で行う




問題 22.

介護職が申し送りで、利用者の状態を報告する時の発言として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
「本日朝6時に少量の胃液を嘔吐した」


2
「嘔吐したので、胃腸薬の服用が必要である」


3
「気分が悪そうだったので、かわいそうに思った」

4
「少しだけ嘔吐した」


5
「嘔吐したが、排泄は順調であるため問題ないと思われる」




問題 23.

Hさん(79歳、女性)は一人暮らしである。夫は6ヶ月前に死亡した。
夫の死後すぐに脳梗塞(cerebralinfarction)を起こし入院、軽い構音障害が残った。
2ヵ月後退院し在宅での生活となり訪問介護員が初回訪問した。
訪問介護員の対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
訪問介護員が自分の生い立ちについて話した


2
Hさんを理解するため夫の死亡について詳しくたずねた


3
話が聞き取れないときも分かったふりをした

4
Hさんの言葉にうなずきながらゆっくりと話を聴いた

5
訪問介護員が予定した質問を中心に会話を進めた




問題 24.

Jさん(80歳、男性)は、嚥下機能が低下し食事接取が減少した結果、低栄養状態が問題となっている。
この問題を検討するカンファレンスの参加者は、介護福祉士と施設長、医師、看護師、管理栄養士であった。
介護福祉士の参加のあり方として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
発言するときは、施設長の意見に合わせて発言する


2
話を聞くときは、少数意見より多数意見を重視する

3
分からないことは会議中に質問せず、会議後に調べる


4
参加者間で意見の不一致があっても議論し、合意点を見いだす


5
低栄養に関する問題なので、医師の意見に従う




問題 25.

Kさん(70歳、女性)は右片麻痺で室内では杖歩行、外出には車椅子を利用している。
Kさんは月に一度、おしゃれをして近くのデパートに買い物に行くのを楽しみにしている。
介護職の対応として、適切でないものを一つ選びなさい。

1
化粧を手伝った


2
買い物の希望を聞いた


3
お金を使い過ぎないよう、財布を預かった


4
デパート内では今回も杖歩行したいか、たずねた


5
Kさんのなじみの洋品店に寄りたいか、たずねた




問題 26.

生活支援の基本視点として、適切なものを一つ選びなさい。

1
生活モデルより医学モデルを尊重する


2
IFC(InternationalClassificationofFunctioning,DisabilityandHealth;国際生活機能分類)よりICIDH(InternationalClassificationofImpairments,DisabilitiesandHandicaps;国際障害分類)を尊重する


3
利用者のニーズより現状の介護サービスに適合させることを尊重する


4
個別ケアより集団ケアを尊重する


5
介護者の意向より利用者の意思を尊重する




問題 27.

身寄りのないLさん(85歳、女性、要介護1)は、公営住宅の1階に一人で暮らしている。
最近は、ごみ出しや食事の準備を自分ですることが困難になり、安心できる住居を求めて、早めの住み
替えを検討し始めている。
Lさんの住み替え先として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
ケアハウス


2
介護老人福祉施設


3
有料老人ホーム(特定施設)


4
介護老人保健施設


5
認知症対応型共同生活介護




問題 28.

高齢者に配慮した住宅改修として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
トイレを開き戸とする場合、外開きとする


2
階段の片側に手すりを設ける場合、昇るときに利き手となる側に設置する


3
廊下に手すりを設ける場合、床からの高さを120cm程度とする


4
自走用標準型車いすを使用する場合、廊下の幅を60cm程度とする


5
浴槽をまたぎやすくする場合、洗い場からの高さを50cm程度とする




問題 29.

自宅で暮らす高齢者の室内環境として、適切なものを一つ選びなさい。

1
皮膚感覚の鈍化に配慮して、床暖房を設ける


2
嗅覚の低下に配慮して、電磁調理器を用いる


3
聴覚の低下に配慮して、防犯ベルの音量を下げる


4
視覚の低下に配慮して、照明を暗くする


5
体温調節機能の低下に配慮して、真夏日は冷暖房器具の使用を控える




問題 30.

整容介助に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。

1
入れ歯は熱湯で消毒する


2
目がしらから目じりに向かって拭く


3
整髪しやすいように頭髪は短くする


4
耳掃除は中耳まで行う


5
ひげは乾燥させてから剃る




問題 31.

ベッド上で全介助を要する利用者の口腔ケアの基本的留意点として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
洗口剤を使用して、歯垢を除去する


2
舌の汚れを取り除く


3
義歯をつけたまま行う


4
硬い毛の歯ブラシを使う


5
仰臥位で行う




問題 32.

外出時における車いすの介助法として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
舗装道路と砂利道で同じ介助法にした

2
急な下り坂を前向きで介助した


3
歩行速度より速いスピードで介助した


4
足がフットサポート(フットレスト)にのっていることを確認した


5
段差を降りるときは前輪からおろした




問題 33.

移乗・移動介助に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。

1
スライディングボードは、立ち上がり介助に利用する


2
介護者は、自分の身体をねじらないように介助する


3
介護者の支持基底面積は狭くする


4
介護者の重心を高くする


5
四脚杖よりT字杖の方が安定している




問題 34.

右片麻痺の利用者の杖歩行の介助方として、適切なものを一つ選びなさい。

1
杖の握り部分を本人のウエストの高さに合わせた


2
利用者の左後方に立ち介助した


3
2動作歩行では、杖と左足を同時に出すよう声かけした


4
3動作歩行では、杖、左足、右足の順で声かけした


5
階段を昇るときは、杖、左足、右足の順で声かけした




問題 35.

嚥下機能が低下している利用者の食事介助として、適切なものを一つ選びなさい。

1
飲みこむときは頭部を後ろに傾ける


2
スプーンの一口量は多くする


3
食べ物は口腔の奥に入れる


4
咀嚼しているときに、次に食べるものを説明する


5
食べ物を口に入れたら、口唇を閉じるように声かけする




問題 36.

脱水を予防するための食品として、適切でないものを一つ選びなさい。

1
スポーツドリンク


2
みそ汁


3
ビール


4
すいか


5
ヨーグルト




問題 37.

低栄養状態を判断するための指標として、適切でないものを一つ選びなさい。

1
食事摂取量


2
体格指数(BMI)


3
体重減少率


4
血清アルブミン値


5
血圧値




問題 38.

入浴介護に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。

1
空腹時の入浴は避ける


2
温度の確認のために肩にお湯をかける


3
片麻痺の場合、麻痺側から浴槽に入る

4
新陳代謝を抑えるために長く湯につかる


5
入浴後は、休息をとった後に身体の水分を拭き取る




問題 39.

ベッド上で差し込み便器を使用し、排便するときの介助に関する次の記述のうち、適切でないものを
一つ選びなさい。

1
ベッド上での排泄を説明し、了解を得る


2
便器の中にトイレットペーパーを敷く


3
仙骨部を便器のふちに当て固定する


4
男性の場合は尿器を同時に準備する

5
気兼ねなく一人で排便できる環境をつくる




問題 40.

おむつ交換時の介助法として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
排泄の有無を素手でおむつ内に触れて確認する


2
装着していたおむつで皮膚の汚れを拭き取る


3
女性の陰部清拭は肛門から恥骨の方向に拭く

4
おむつは汚れを内側に丸め片付ける


5
下着を整えた後に使い捨て手袋を外す




問題 41.

Mさんは軽度の認知症(dementia)がありグループホームで生活している。
Mさんは尿失禁があるため、パッドを自分で交換している。
ある日、介護職はMさんの陰部に発赤があることに気が付いた。
介護職の対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
布おむつに変更する


2
温水洗浄便座の使い方を説明する


3
水分の摂取を控えるようにする


4
排泄パターンに合わせてトイレに誘導する


5
吸収量の多いパッドを使用する



問題 42.

ベンジンで処理するしみの種類として、適切なものを一つ選びなさい。

1
チョコレート


2
コーヒー


3
果汁


4
しょうゆ


5
血液




問題 43.

安眠を促す介助として、適切でないものを一つ選びなさい。

1
昼間に適度な運動をするよう勧める


2
清潔で乾燥した寝具を整える


3
朝はカーテンを開け、日光を浴びるように勧める


4
睡眠に関する生活習慣を把握する


5
食事をしてすぐに眠るように勧める




問題 44.

施設で生活するNさんは、ターミナル期を迎えている。
全身状態が悪くなり、医師から「あと数日だと思われます」と言われた。
介護職の対応として、適切でないものを一つ選びなさい。

1
尿量を記録する


2
安心感を得られるよう話しかける


3
口腔内の清潔を保つ


4
同一体位を保つ


5
家族がそばに居やすいよう工夫する




問題 45.

介護過程の意義と目的に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1
根拠に基づいた介護の実践を可能にする


2
利用者の望むことをすべて取り入れる


3
利用者の自己実現を目指す


4
利用者個々に適した介護を提供する


5
介護の専門性を高める




問題 46.

介護過程における情報収集とアセスメントに関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
主観的情報は分析しない

2
情報の解釈は個別性を一般化することである


3
情報は関連づけず、一つ一つ解釈する


4
生活課題が複数ある場合は、一つに絞る


5
生活課題を明らかにすることが支援の根拠となる



問題 47.

情報収集とアセスメントをする際に介護職に必要なこととして、適切でないものを一つ選びなさい。

1
倫理観


2
観察力


3
推測力


4
先入観


5
判断力




問題 48.

介護過程における生活課題と目標に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
生活課題は利用者の望む生活を実現するために解決すべきことである


2
生活課題は生活上の困難を発生させている原因のことである


3
長期目標は実現が不可能なものであってもよい


4
短期目標は介護職の行動目標である


5
目標を達成するまでの期間は設定しない




問題 49.

介護計画を立案する際の留意点として、適切でないものを一つ選びなさい

1
利用者の同意を得る

2
計画した内容は変更しない


3
長期目標と短期目標は連動させる


4
利用者に及ぼす効果を予測する


5
計画は具体的な内容にする




問題 50.

便秘が解消でき、苦痛なく排便できる」という目標を達成するために把握すべき内容として、
優先度の低いものを一つ選びなさい。

1
トイレでの座位保持の状況


2
飲食の内容・量


3
体温の変化


4
便の量・性状


5
日中の活動状況




問題 51.

介護老人福祉施設に入所しているAさん(75歳。男性)は認知症と診断されている。
頻尿であり夜間に2〜3度目を覚まし、施設の廊下をうろうろしていて、朝、部屋へ行くと悪臭があり、
ごみ箱の中に排尿していることが続いている。
トイレでの排泄を目標としたアセスメントの視点として、適切でないものを一つ選びなさい。

1
尿意


2
水分摂取量


3
トイレの場所の認知状況


4
夜間の睡眠状態


5
口腔の清潔の状態




問題 52.

介護過程とチームアプローチに関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1
他職種と目的を共有することはない


2
チーム内ではどの専門職も同じ視点で利用者を理解する

3
他職種と情報交換し利用者の生活課題を明確化する

4
ボランティアはチームの一員にしない


5
チームメンバーは固定している



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