介護福祉士 第23回 精神保健

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問題 1.

日本の自殺に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1
電話相談サービスは存在しない。

2
年間自殺者は1998年から1万人程度で推移している。

3
ここ数年は、中年女性の自殺者数の増加が著しい。

4
自殺者の90%はうつ病(depression)に罹患している。

5
男性では20歳代より50歳代の自殺率が高い。



問題 2.

小児の精神疾患(mental disease)に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1
小児自閉症(childhood autism)では興味の限局(こだわり)は見られない。

2
学習障害(learning disorder)では全般的な知的発達に遅れが見られる。

3
チック障害(tic disorder)は女児よりも男児に多い。

4
知的障害(精神遅滞)(mental retardation)は知能指数50未満を指す。

5
多動性障害(hyperkinetic disorder)は7歳以下では発症しない。



問題 3.

せん妄(delirium)と比較した場合、認知症(dementia)の特徴として、正しいものを一つ選びなさい。

1
発症が急激である。

2
症状が可逆的である。

3
意識が清明である。

4
薬剤が誘因となる。

5
夜間に悪化する。



問題 4.

精神保健福祉制度に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1
措置入院患者の入院時には2人以上の精神保健指定医の診察を必要とする。

2
障害者自立支援法における精神通院医療の利用者負担率は30%である。

3
「医療観察法」による入院の決定は検察官と精神科医各1名による合議体である。
(注)「医療観察法」とは、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び
観察等に関する法律」のことである。

4
措置入院患者等の適正医療を審査する精神医療審査会は保健所に設置されている。

5
応急入院では保護者の同意なしに1週間を限度に入院させることができる。


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