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社会福祉援助技術に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×を
つけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 社会福祉援助技術は、利用者がその人らしく生活し、よりよい生活を実現するため
の支援の過程である。
B コミュニケーション技術は、援助関係を形成する上で重要である。
C 直接援助技術には、ケースワークとグループワークがある。
D 間接援助技術が中心であり、直接援助技術は補完的役割を果たす。
A B C D 1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
個別援助にかかわる援助者の基本的態度に関する次の記述のうち、最も適切なものを
一つ選びなさい。
1 利用者の置かれている環境は多様であり、その特殊性を配慮することはない。
2 援助者は、自分の価値観や判断を根拠に援助を行う。
3 利用者が自己決定の困難な状況のときには、援助者が判断することが基本である。
4 利用者の感情的反応に対して、援助者は冷静になるように説得しなければならない。
5 利用者に関する情報については、本人から収集することが基本である。
日本介護福祉士会の倫理綱領からの抜粋に関する次の記述の空欄A、B、Cに該当する
語句の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
介護福祉士はすべての人々の( A )を擁護し、一人ひとりの住民が心豊かな暮らし
と老後が送れるよう、( B )の立場から( C )を最大限尊重し、自立に向けた介護
福祉サービスを提供していきます。
A B C 1 生存権 ― 介護福祉士 ― 自己選択
2 生存権 ― 利用者本位 ― 自己決定
3 生存権 ― 利用者本位 ― 自己選択
4 基本的人権 ― 利用者本位 ― 自己決定
5 基本的人権 ― 介護福祉士 ― 自己決定
次の人物とその業績等に関する組み合わせのうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 アダムズ(Addams,J.) ― トインビーホールの初代館長
2 バーネット(Barnett,S.) ― YMCAを創設
3 ニューステッター(Newstetter,W.) ― ニーズ解決のプロセス重視
4 ロス(Ross,M.) ― 地域援助技術モデルの3分類
5 横山源之助 ― 『日本之下層社会』の著者
個別援助技術に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1 利用者の理解のために援助者自身の自己覚知が求められる。
2 援助者は、常に利用者を指導する立場にある。
3 利用者の援助の過程には、面接、アセスメント、契約、介入が含まれる。
4 援助者は偏見や先入観を排し、利用者を個人として理解する。
5 援助者に対するスーパービジョンのためにも記録が重要な意味をもっている。
次の記述のうち、P介護員がEさんにとるべき態度として、最も適切なものを一つ選び
なさい。
1 「のりちゃんではありません。介護員のPです」と、Eさんに自分の顔を確認してもらう。
2 「お部屋中ひどく汚れていますよ。どうしてこんなことをしたのですか」と、Eさんに理由を直接聞く。
3 「今朝も寒かったですね。具合はいかがですか」と、Eさんの言ったことを受け止める。
4 認知症の疑いがあるので、すぐに改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS−R)を実施してみる。
5 Eさんがひどく汚れているため、清潔にすることが優先であり、Eさんとの会話は後にする。
P介護員からの報告を受けた訪問介護事業所のサービス提供責任者(介護福祉士)の
対応に関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
A Eさんの自宅を訪問し、Eさんの身体的な状況や心理・社会的状況の変化について
把握する。
B 孫に連絡を入れ、再々このようなことが起こると訪問介護員が困るので、施設入
所を勧める。
C Eさんの居宅サービス計画(ケアプラン)を作成した介護支援専門員に、現在のE
さんの状況について相談する。
D 次回の訪問から、Eさんにおむつを当てて、しばらく様子を見るようにとP介護員
に伝える。
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D
サービス提供責任者は、本人や家族を交えてEさんの訪問介護計画を見直すこととし
た。今後の援助過程に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1 介護支援専門員が既に作成した居宅サービス計画を踏まえ、再アセスメントし、訪問介護計画の見直しを行う。
2 訪問介護計画の見直しに際しては、P介護員の視点を優先して援助目標を立案する。
3 見直した訪問介護計画の内容をEさん及びその家族等と再度確認する。
4 見直した訪問介護計画をもとに、P介護員と同行訪問し、援助内容が訪問介護計画の目標やケア内容と相違しないかモニタリングする。
5 援助を実施したP介護員と共に、援助に関する評価を行う。
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