介護福祉士 第20回 リハビリテーション論 解説


[問題1] 解答2

A 正しい。
早期に離床できることによって地域へ復帰していくことができます。

B 初期では心の変化や不安が増す時期です。
手が震えるなどの症状が出てきても、あまりこだわらずにきちんと病気の症状について医師と話し合い、客観的に自分の病状を理解することができるように援助することが大切です。
筋力増強訓練は、ある程度進行した時期に行う訓練方法です。

C 正しい。
関節リウマチのリハビリは、失われた歩行運動機能を行うことが大切です。

D 正しい。
脊髄損傷の方に対してはクッションを用いることで褥瘡対策となります。



[問題2] 解答3

正しい。

正しい。
福祉用具は失った機能の代償としてあるのです。

基本的な日常生活動作が出来ていなくても、平行して社会的自立訓練を行うことは有効です。

正しい。
実生活の場でのリハビリも、より実践的効果を及ぼします。

体力の低下している人は、一回のリハビリ量が多いと負担が大きいですから、一回の量を減らしてその代わりにリハビリ回数を増やした方が効果があります。



[問題3] 解答3

正しい。
特殊寝台は車イスへの移乗(トランスファー)や方向転換等の取り回しのためのスペースも含めて、配置などの検討が必要です。

正しい。

下肢装具の中で下腿部より足部に及び足関節の動きを制御するもので、膝関節の動きを制御するものではありません。

正しい。
歩行が不自由な人が歩行時に体の体重を支え歩行を助けるための福祉用具ですが、杖に比べると支持性・安定性はあります。

正しい。
T字杖に比べて支持性・安定性に優れています。



[問題4] 解答1

A 正しい。
「生活機能」とは、人が「生きる」ことの3つのレベル{生命、生活、人生}にそれぞれ対応する「心身機能・身体構造」「活動」「参加」のすべてを含む「包括用語」です。

B 正しい。
個々人の課題や行為を実行するという意味にもなります。

C 機能への外部からの影響ですから環境因子となります。

D 正しい。
「生活機能」という考え方の中にもありますが、病気や障害があってもその人の全体の中では障害というマイナスの占める部分は小さく、それを上回る健常な機能・能力もあるのだという理解ができる良さがあります。